「相続手続支援センターって、悪評があると聞いたんですけど本当ですか?」
相続のことを調べていると、こんな疑問を持つ方は少なくありません。大切な家族を亡くしたばかりで、しかも初めての相続手続き。怪しい業者に引っかかりたくない、という不安は当然です。
この記事では、相続手続支援センターの実際の口コミ・評判と、よく言われる「悪評」の真相を整理します。費用の目安や向いている人・向いていない人も正直に解説するので、依頼を迷っている方はぜひ参考にしてください。
相続手続支援センターってどんなところなの?
「相続手続支援センター」って名前は聞いたことがあるんですが、普通に弁護士や司法書士に頼むのと何が違うんですか?
一番の違いは「窓口を一本化できる」点です。相続では戸籍取得・預貯金解約・不動産登記・相続税申告など、担当する専門家がそれぞれ異なります。相続手続支援センターはそれら全員と連携して動くので、依頼者側は一箇所に連絡するだけで済みます。「何から手をつければいいか分からない」という方に特に向いています。
相続手続支援センターとは、戸籍の取得・預貯金の解約・相続税の申告・不動産登記など、相続に関する様々な手続きを専門家と連携しながら進めることができる機関です。全国各地に支部が設置されており、地域ごとに相談できる場所があります。無料相談を実施しているところも多く、費用をかけずに相続の不安や疑問を専門家に相談することができます。
全国の支部一覧
相続手続支援センターは、全国ネットワーク34支部・40ヶ所あります(令和5年11月時点)。
| 地域 | 支部・支店 |
|---|---|
| 北海道・東北 | 北海道支部/千歳支店・青森支部・仙台支部 |
| 関東 | 東京本部(東日本本部)・町田支部・三多摩支部・東京神田・宇都宮支部・群馬支部・関東支部・横浜鶴見支部・横浜駅前支部・神奈川支部 |
| 信越・北陸 | 新潟支部・新潟第一支部・石川支部・福井支部・東信支部 |
| 東海 | 岐阜支部・静岡支部・中京支部・名古屋支部 |
| 近畿 | 兵庫支部(西日本本部)・阪神支部・滋賀支部・京都南支部・大阪支部・近畿支部・南大阪支部・関西支部・和歌山支部 |
| 中国・四国・九州・沖縄 | 福山支部・長崎支部 |
本部は東京都、西日本本部は兵庫県にあります。最寄りの支部を確認したうえで相談先を選びましょう。
相談方法は?
各支部への電話、または公式HPからメールで相談の予約ができます。
公式HPの無料相談申込みフォームから以下の情報を入力して送信します。
氏名(フリガナ)・電話番号・メールアドレス・都道府県・市区町村・折り返し希望時間・亡くなった方との関係性・無料相談で聞きたいこと
電話ではなくメールでの対応を希望する場合は、「無料相談で聞きたいこと」の欄に記載しておくと対応してもらいやすくなります。
相続手続支援センターに悪評はある?口コミ・評判を徹底調査
口コミサイトって良いことしか書かれていないこともありますよね。実際のところ、悪い評判や後悔した人の声はないんでしょうか。
Google・Yahoo!知恵袋どちらも、明確な悪評は確認できませんでした。「押し付けがない」「料金を最初に明示してくれた」という声が多く見られます。ただし、担当者の経験やスキルによって対応品質にばらつきが出る可能性は否定できません。「悪評」として検索する方の多くは、サービス内容を詳しく知らない段階での不安が動機です。
実際の口コミ5件
このたびは、父の相続手続に関して大変お世話になり誠にありがとうございました。相続に関して何をしたらいいのか?わからないなか、親身になって相談に乗っていただき、全て安心してお任せすることができました。本当にありがとうございました。(出典:お客様の声 - 相続手続支援センター)
大変お世話になり、ありがとうございました。親身になって話を聞き、対応してくださり、また、的確なご指導やアドバイスをいただき、大変心強く感じました。おかげさまで、体調が悪い中でも無事に相続手続を終えることが出来ました事、とても感謝しております。ありがとうございました。(出典:お客様の声 - 相続手続支援センター)
このたびは、担当相談員様に大変お世話になりありがとうございました。連絡を取ることが難しい相続人が複数いたため、お力をお借りしなければ、手続きを完了することは出来なかったと思います。ほんとうにありがとうございました。(出典:お客様の声 - 相続手続支援センター)
相続の件は、自分では、不安でわからないことがほとんどでしたので、葬儀社よりご紹介いただきお願いしました。連絡もいろいろいただき、その都度解決していただきましたので、良かったと思います。ありがとうございました。(出典:お客様の声 - 相続手続支援センター)
分からない事や不安な点が多い中、いつも親切にご対応いただき、安心して進めることができました。無事に手続きを終えて、やっとほっとすることができました。皆様の今後のご健勝と発展をお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。(出典:お客様の声 - 相続手続支援センター)
口コミの共通点を整理すると、「親身になってくれた」「押し付けがない」「料金の透明性が高い」という3点が繰り返し登場します。相続は感情的にも大変な時期に対応しなければならないため、「安心して任せられた」という声が多いのは、この窓口の強みを示しています。
「悪評」としてよく挙がる懸念点
検索で「悪評」と調べる方の多くは、以下のような疑問を持っています。
| よくある疑問 | 実態 |
|---|---|
| 「公的機関ではないのでは?」 | 民間の相続支援窓口です。公的機関ではありませんが、長年の実績があります |
| 「営業目的の勧誘では?」 | 無料相談後に即決を迫るケースは口コミ上ほぼ報告なし。費用を事前提示する文化あり |
| 「担当者の質にバラツキがある?」 | 全国34支部の各拠点によって担当者のキャリアは異なる |
「悪評」の多くは、相続手続支援センターを知らない状態で検索した際の「不安感」が発端です。明確な不正行為や被害報告は確認されていません。
相続手続支援センターの費用はいくら?
無料相談があるのはわかりましたが、実際に依頼するといくらかかるんですか?後から高額請求されたりしないですか?
基本料金は「遺産総額の0.5%」が目安で、最低10万円からとされています。ただし専門家費用(弁護士・司法書士・税理士など)や実費は別途かかります。無料相談時に費用の見積もりを提示してもらえるため、納得したうえで進めるかを判断できます。
相続手続支援センターの基本料金目安
| 遺産総額 | 基本料金(目安) |
|---|---|
| 〜2,000万円 | 10万円程度(最低料金) |
| 3,000万円 | 15万円程度 |
| 5,000万円 | 25万円程度 |
| 1億円 | 50万円程度 |
※上記はあくまで目安です。実際の費用は内容によって異なります。必ず無料相談時に見積もりを確認してください。
専門家別の費用相場比較
| 相談先 | 対応範囲 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 相続手続支援センター | 相続全般(ワンストップ窓口) | 遺産総額の0.5%〜(最低10万円) |
| 弁護士 | 争いのある相続・遺産分割調停 | 30万〜100万円以上(複雑な案件) |
| 司法書士 | 不動産登記・相続放棄 | 5〜15万円 |
| 税理士 | 相続税申告 | 遺産総額の0.5〜1%程度 |
| 行政書士 | 遺産分割協議書作成 | 3〜10万円 |
争いがなく手続きが複数にわたる場合は、相続手続支援センターでワンストップ対応してもらう方がトータルコストを抑えられるケースもあります。
相続手続支援センターに依頼できる内容は?
相談件数が9万件以上って書いてありますが、実際に依頼したら何をやってもらえるんですか?どこまで対応してもらえるのか気になります。
相続に関わるほぼ全領域をカバーしています。不動産登記・裁判関係・相続税申告・年金手続きまで、弁護士・司法書士・税理士・社会保険労務士と連携して対応します。自分で複数の専門家を探す手間が一切不要になる点が最大のメリットです。
相続手続支援センターは、相談件数93,562件以上(令和7年4月1日現在)の実績を持ち、全国対応が可能です。
対応できる手続きの一覧
| 分野 | 対応内容 |
|---|---|
| 共通手続 | 遺言書確認・相続人調査・不動産調査・遺産分割協議 |
| 登記関係 | 相続登記・所有権保存・建物表示登記・土地分筆・境界確定 |
| 裁判関係 | 遺言書検討・遺言執行者選任・相続放棄・遺留分請求 |
| 税務 | 相続税申告・所得税準確定申告 |
| 年金関係 | 葬祭費・遺族年金・寡婦年金・遺族厚生年金など |
相続財産の種類別・手続き先
相続手続きは「受け取るもの」「引き継ぐもの」「受け取らないもの」の3種類に分かれます。
受け取る財産:生命保険・死亡退職金・医療費控除還付・生命保険付住宅ローン(保険会社・勤務先・税務署・銀行)
引き継ぐ財産:不動産・自動車・預貯金口座・有価証券(法務局・陸運局・金融機関・証券会社)
解約・返納が必要なもの:クレジットカード・携帯電話・借金・ローン・運転免許証(各業者・消費者金融・警察)
相続手続支援センターが向いている人・使わない方がいい人
色々な相続の窓口があって迷っています。相続手続支援センターを選ぶべき人って、どんな人なんですか?
「何から手をつければいいか分からない」「複数の専門家に個別に依頼したくない」「争いがなく手続きを早く終わらせたい」という方に特に向いています。反対に、相続人同士でもめごとが発生している場合や、相続税の節税対策を重視したい場合は、弁護士・税理士への直接相談が適しています。
相続手続支援センターが向いている人
- 相続手続きが初めてで何から始めればいいか分からない
- 複数の専門家(司法書士・税理士など)に個別に依頼する手間を省きたい
- 遠方に住んでいて現地に行けない
- 仕事が忙しく平日に動けない
- 相続人の間でもめごとがない
使わない方がいい人
- 相続人同士で争いが発生している(→ 弁護士に相談)
- 相続税の節税対策を詳しく相談したい(→ 相続専門の税理士へ)
- 不動産登記だけを安く依頼したい(→ 司法書士への単独依頼の方が安い場合あり)
相続手続きには期限がある
動けずにいる間にも、相続には様々な期限があります。
相続税の申告期限は、「被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10か月以内」です。期限を過ぎると延滞税・加算税が発生する可能性があります。
出典:国税庁「No.4205 相続税の申告と納税」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4205.htm
相続放棄を検討している場合は、さらに短い「相続開始を知った日から3ヶ月以内」という期限があります。「とりあえず後で考えよう」という対応が大きなリスクになる場合がありますので、まずは無料相談で現状を確認することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q. 相続手続支援センターは公的機関ですか?
A. 公的機関ではなく、民間の相続支援サービスです。ただし、全国34支部・40ヶ所に展開し、相談件数93,562件以上(令和7年4月時点)の実績を持つ、相続支援分野で長年実績を積んだ組織です。利用前に不安な点は無料相談で直接確認することをおすすめします。
Q. 無料相談だけして依頼しないのは失礼ですか?
A. まったく問題ありません。無料相談は「自分の相続がどのくらいの規模・複雑さか」を把握するために活用するものです。相談後に他の選択肢と比較して判断することは当然のステップです。
Q. 弁護士や司法書士に直接頼むのと何が違いますか?
A. 弁護士・司法書士は専門領域が決まっており、相続全体を一人でカバーできません。相続手続支援センターは複数の専門家と連携する「窓口」として機能するため、依頼者側は連絡先を一本化できます。ただし、争いのある案件は弁護士への直接依頼が適切です。
Q. 相続税の申告も対応していますか?
A. はい、税理士と連携して対応しています。相続税の申告期限は「被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内」です(国税庁規定)。期限が迫っている場合は早めに相談することをおすすめします。
相続手続支援センターへの「悪評」は、多くの場合サービス内容をよく知らない段階での不安感が発端です。実際の口コミを見ると、「丁寧な対応」「料金の透明性」を評価する声が目立ちます。複数の相続手続きをまとめて依頼したい方にとっては、有力な選択肢の一つです。まずは無料相談を活用して、自分の状況に合った対応方法を確認してみましょう。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法的アドバイスではありません。具体的なご相談は専門家にお問い合わせください。
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